合掌。
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月ごとの、雑感ですが、お読みください。(・_・)(._.)
令和6年10月18日 所感
青森県少林寺拳法連盟設立50周年記念祝賀会と東北連合交流大会を、成功裏に終えることができた。
今は、やり遂げた満足感と終わってしまったかという喪失感が交錯している。
少林寺拳法グループ宗 由貴相談役には、20,30,40周年の節目にいずれもご光来いただき、今回も快く出席していただいた。
第二代青森県少林寺拳法連盟理事長(初代八戸東道院長)の池田繫勝先生におかれては、山口県防府市から来ていただき、祝賀会では「特別功労賞」が授与された。おそらく、八戸は山口に転勤されてから、43年ぶりのことだったと思われる。
祝賀会では、当時の古い先生方と楽しく会話されていたのが、印象的であった。
東北六県からも、各県教区長・理事長はじめ、多くの道院幹部の方々が出席され、総勢68名の祝賀会となった。
私も背負い型のビールサーバーを担ぎ、出席者に生ビールを注ぎまわった。これがなかなか好評で、20分程で10ℓの樽が空っぽになった。このサーバーは15㎏ほどあり、背広を脱いで担いだワイシャツはびしょ濡れであった。
翌日、ホテルに宗由貴相談役、池田繫勝先生、海鋒責任役員を迎えに行き、交流大会会場へ向かった。
会場に着くと、200人弱と参加人数は多くはないが、何か熱気が肌に伝わってきた。やはり、県大会とは何かが違う。
競技進行もスムーズに進み、2ラウンド終了した時点で、お昼の休憩に入り、15名の来賓の方々を少し離れた中華料理店に連れてゆき、昼食をとっていただいた。会場ではその間、国の重要無形民俗文化財に指定されており、田畑の土をならす農具「えぶり」にその名が由来する、豊作を願う八戸地域に伝わる郷土芸能えんぶりを披露していただいた。
大会には、秋田・宮城のスポーツ少年団支部や大学拳法部の拳士が参加されており、レベルの高い演武を披露してくれた。
その中にあって、八戸東道院の年少拳士も優秀な成績を残すことができた。
年少組演武・緑帯の部で、佐藤央依と大下来夢組が“最優秀賞”、茶帯の部で、尾崎隼野と斎藤翔太組が“優秀賞”、
年少単独演武で、佐藤央依が“優秀賞”、尾崎隼野が“優良賞”という結果であった。
今回は、年少部4名だけの出場となったが、4名全員がメダルを貰えたのが、喜ばしい。
丹波参与道院長も、前夜祭・交流大会の段取りと奉納演武、看板等で、獅子奮迅の活躍をしてくれた。
これで、少しは落ち着いた日々が送れそうだ。
が、10月27日は札幌で特別昇格考試、11月16~17日は静岡で全国大会があり、気持ちを切り替えて責任を全うしなくてはいけない。
そして、ウェイトトレーニングも欠かさずに行い、丈夫な体を鍛え上げたい。
年少部の昇級試験(武道館)
第49回青森県大会
来賓;江渡 聡徳 衆議院議員
来賓;田名部匡代 参議院議員
大会長;工藤 祐直 南部町長
理事長挨拶
岩手県教区本山公認講習会 令和6年7月7日
朝の挨拶
なんと、派遣教師である私が、うっかりして輪袈裟を忘れてしまい、吉田教区長に頼んで借りてもらいました。
会場は、看板・掛け軸・五具足・教典とも揃ったおり、準備万端でした。
法階講義は、いつも通りのプレゼンテーションで行った。
法階講義のテーマは、「修行の場”道院”」
八戸東道院の活動状況を紹介しながら、「道院の価値、あるべき姿」を訴えた。
易筋行(連続複数法形修練)は、大変蒸し暑く不快指数の高い環境の中での指導であったが、松浦俊哉ナショナル審判員の協力をいただき、無事に終えることができた。
法座 道院長プログラムの題材は、あうんVol92号の「対症療法と原因療法」
少林寺拳法は、対症療法だけではなく原因療法としての効果があってこそ、「金剛禅の主たる行」、「釈尊の正しい教えにつながる修行」であるという考えが、あらためて思い起こされた。
会場に整列した参加者の顔ぶれを見て、錚々たるメンバーが出席しており、派遣教師として法話・講義・指導することに、些か躊躇した。その中にあって、財団法人の教職員支部や大学生支部の拳士も参加されており、本講習会開催の特典が浸透した成果ではなかろうかと思った。
本講習会を受講することによって、十月に開催される北海道での特昇に、一人でも多く受験していただければ、幸いである。